シンガポールは、街がきれいで公共交通機関も使いやすく、海外旅行初心者でも比較的旅行しやすい国です。
一方で、日本とは違うルールや文化があり、旅行前に知っておかないと現地で困ることもあります。
また、シンガポールは一年を通して暑く、突然の雨に見舞われることも。
そこで今回は、シンガポール旅行で知っておきたい注意点を、入国・ルール・気候・交通・宗教・ジュエルなどの面から10個まとめました。
① SG Arrival Cardは入国前に登録する
シンガポールに入国する場合、**SG Arrival Card(電子入国カード)**の提出が必要です。
原則として、シンガポール到着日の3日前から提出できます。
登録はシンガポール入国管理局(ICA)の公式サイトまたはMyICAアプリから行え、登録自体は無料です。

ここで注意したいのが、SG Arrival Cardはビザではないということ。
あくまで入国前に提出する電子的な到着カードです。
また、チャンギ空港で乗り継ぐだけで、シンガポールの入国審査を受けない場合は、SG Arrival Cardの提出対象ではありません。
一方、乗り継ぎ時間にシンガポール市内やジュエルへ行くためにシンガポールへ一度入国する場合は提出が必要です。
② 電子タバコ・VAPEは持っていかない
シンガポール旅行で特に注意したいのが、電子タバコやVAPEです。
シンガポールでは電子タバコに関する規制が非常に厳しく、旅行者も持ち込み、使用が禁止されています。
2026年5月1日からは規制が強化され、「持っているだけ」でも最大S$10,000の罰金の対象となる制度になっています。
③罰金の国!?
シンガポール旅行でよく言われるのが、**「ルールが厳しい国」**ということ。
実際、公共の場所での行為などについて、日本と異なりかなり厳しく違反行為とそれに対する罰金が定められています。
前項の②以外にも、
- チューイングガムの持ち込み(1個でも持っていたらNGということではないが、大量に持ち込むのは避ける)シンガポールへの持ち込み禁止・制限品(ICA)
- 喫煙できる場所以外での喫煙
- ポイ捨て
- 公共トイレで流さない
- 落書き
- 公共交通機関内での飲食 など…
ただ見てお分かりの通り、基本的に一般常識の中で行動すれば問題ないことばかりです。
電車内でのうっかり飲食などは気を付けてくださいね!
④ 一年を通して暑く、湿度も高い
シンガポール旅行で意外と大変なのが、暑さと湿度です。
シンガポールは一年を通して高温多湿。
日本の夏に近いような暑さの中を歩くことになるため、観光地を何か所も徒歩で回るとかなり体力を消耗します。
外を歩く時間を減らしたり、ショッピングモールやカフェで休憩したりしながら観光するのがおすすめです。
水分補給も必ずこまめに行いましょう。

私は先日母とシンガポールに行きましたが、普段体力のある母もだいぶ蒸し暑さにやられていました…息苦しいタイプの暑さです。
まだ大丈夫!と思っていても、積極的に休憩をしたほうがいいです。
⑤突然のスコールに注意
シンガポールでは、晴れていたのに突然強い雨が降ることがあります。
(雨季は10月~3月ですが、乾季でもスコールにあうことがあります!)
そのため、観光中は折りたたみ傘を持っておくと便利です。
できれば晴雨兼用のものだと、前述の暑さ・日差し対策にもなりますよ♪
特に、
- マリーナベイ周辺
- ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ
- セントーサ島
- 動物園
など、屋外で過ごす時間が長い場所へ行く場合は、雨対策をしておくと安心です。
ただ、雨が降ったからといって観光をすべて諦める必要はありません。
ショッピングモールやホーカーセンターなどを組み合わせておけば、雨宿りしながら旅行を続けられます。
⑥MRT・バスは便利だけど、意外と歩く&Grabの乗車場所にも注意
シンガポールはMRTやバスが発達していて、観光客でも公共交通機関を使いやすい都市です。
ただし、「MRTが便利=歩かなくていい」というわけではありません。
シンガポールはMRT(電車・地下鉄)が発達しているので、
「MRTで移動すれば簡単にたくさん観光できる!」
とはりきりがちなのですが、案外駅から観光地までは10分ほど歩かなければならないところが多いです。
さらにシンガポールは前述の通り、暑く湿度も高いため、地図上では近く見える距離でも、実際に歩くとかなり疲れることがあります。
そのため、暑い時間帯や荷物が多いときは、Grabなどの配車サービスを利用するのもおすすめです。
ただし、Grabを使うときにも注意点があります。
ホテルやショッピングモール、空港などでは、Grabの指定された乗車場所まで移動しなければならないことがあります。
「Grabを呼んだからここで待っていればいい」と思っていると、車と合流できないことも。
アプリに表示される乗車場所を確認してから移動しましょう。

⑦モスクや寺院では服装・マナーに注意
シンガポールには、仏教、イスラム教、ヒンドゥー教、キリスト教など、さまざまな宗教の施設があります。
観光客が訪れることのできるモスクや寺院もありますが、宗教施設では、その場所のルールを守ることが大切です。
特に注意したいのが服装。
場所によっては、
- 肩が出ている服
- 短すぎるスカートやパンツ
- 肌の露出が多い服
などを避ける必要があります。
また、寺院などでは靴を脱いで入る場所もあります。
宗教施設を観光するときは、入口に表示されているルールを確認し、必要であれば羽織るものを用意しておきましょう。
写真撮影についても、撮影禁止の場所や、礼拝・儀式を妨げないよう配慮が必要な場合があります。

⑧ホーカーは「営業時間」に注意
シンガポールに行くなら是非一度は寄りたいホーカー!(屋台街)
この時に注意したいこととして、ホーカーセンター自体の営業時間だけで判断しないことが大切です。
ホーカーセンターは比較的長い時間営業していても、中に入っている屋台はそれぞれ営業時間や定休日が違います。
特に注意したいのが、人気の屋台。
- 朝〜昼だけ営業する
- 昼過ぎに閉店する
- 週に1〜2日休む
- 営業時間内でも売り切れになる
といったケースがあります。
そのため、「夜ご飯をホーカーで食べよう」と思って行ったのに、食べたかった屋台がすでに閉まっていたということもあります。

目当ての料理や屋台がある場合は、ホーカーセンター全体の営業時間ではなく、その屋台の営業時間と定休日を確認してから行くのがおすすめです。
⑨ チャンギ空港の「ジュエル」に行くなら入国が必要
シンガポール旅行だけでなく、シンガポール乗り継ぎの人にも重要な注意点です。
チャンギ空港にある人気スポット「Jewel(ジュエル)」。
巨大な滝「HSBC Rain Vortex」などで有名で、乗り継ぎ時間に行ってみたい人も多いと思います。

しかし、ジュエルは空港の制限エリア内にある施設ではありません。
そのため、乗り継ぎ時間にジュエルへ行く場合は、基本的に一度シンガポールへ入国する必要があります。
つまり、
飛行機を降りる
↓
シンガポールへ入国
↓
ジュエルへ移動
↓
空港へ戻る
↓
出国・保安検査
↓
次の飛行機へ
という流れになります。
そのため、
「乗り継ぎ時間が5時間あるから、5時間近くジュエルで遊べる」
という計算はできません。
入国手続き、ジュエルまでの移動、空港へ戻る時間、出国・保安検査などを考えておく必要があります。
また、シンガポールへ入国する以上、SG Arrival Cardの提出も必要です。
⑩ 完全キャッシュレスだと思わない
シンガポールではクレジットカードやキャッシュレス決済が使える場所が多くあります。
そのため、
「現金はまったく必要ないのでは?」
と思う人もいるかもしれません。
しかし、すべての店舗で同じ支払い方法が使えるとは限りません。
特にホーカーセンターなどでは、店舗によって対応している支払い方法が異なる場合があります。
そのため、完全に現金ゼロにするのではなく、少額のシンガポールドルを用意しておくと安心です。
カードやスマートフォン決済をメインにしつつ、現金も少し持っておくと、支払いで困る可能性を減らせます。
シンガポール旅行は「日本との違い」を知っておくことが大切
シンガポールは、MRTなどの交通機関が使いやすく、観光スポットもまとまっているため、比較的旅行しやすい国です。
ただし、注意しないとかなり痛いことになることが多いことも事実!
特に旅行前に確認しておきたいのが、SG Arrival Card、電子タバコなどの持ち込み規則、そしてジュエルへ行く場合の入国です。
また、シンガポールは一年中暑く湿度も高いということで、体調面も気を付けて行動できれば、あとは全力でシンガポールを楽しむだけです!



