アフリカ旅行で多くの人が最も不安に感じるのが「蚊に刺されること」。
単なるかゆみでは済まず、マラリアやデング熱など命に関わる感染症のリスクがあります。
マラリアは重症化すると意識障害や多臓器不全を起こすこともあり、
「旅行中に発症して帰国できなくなった」という事例も実際にあります。
それだけに、刺されない努力=命を守る行動と言っても過言ではありません。
私自身、アフリカ周遊中は服の上からでも蚊に刺されるなど、完全に刺されないことは不可能であったため、常に頭のどこかに「蚊に刺される≒感染症リスク」という恐怖感がありました。
実体験をもとに「完全には防げないけれど、刺されるリスクを最小限にする」ための現実的な方法を紹介します。
🦟アフリカで蚊に刺されるリスクは避けられない
まず知っておきたいのは、完全に刺されないのは無理ということ。
長袖・長ズボンを着ていても、服の上から刺されることもあるのが現実です。

私は厚い靴下の上から足首を刺されました。アフリカの蚊強い…
特に夕方〜夜にかけては刺されやすく、油断すると一晩で何か所も刺されます。
「対策をしても刺されることを前提に、いかに減らすか。刺されても事前に感染症予防ができているか」がポイントです。
🗓 季節を選ぶことも立派な対策
アフリカの多くの地域では、雨季に蚊が爆発的に増える傾向があります。
雨が多い=水たまりが増え、蚊の繁殖場所が増えるためです。
できれば旅行時期を「乾季(雨が少ない時期)」に合わせるのがおすすめ。
国や地域によって違いますが、例えば👇
- ケニア・タンザニア:6〜10月が乾季で旅行に最適
- ザンビア・ボツワナ:5〜10月が乾季。サファリにもベスト
- ナミビア:5〜9月が乾季。蚊が少なく、昼は暖かく夜は冷え込む
- ジンバブエ:5〜10月が乾季。5,6月は特にヴィクトリアフォールズ観光にも最適
- マダガスカル:5〜10月が乾季。蚊が少なく、ビーチリゾートにもベストシーズン
雨季は蚊が多いだけでなく、移動や観光にも影響が出やすい時期。
季節を選ぶだけでも、蚊に刺されるリスクをかなり減らせます。
💊マラリア予防薬は必ず持参を!
アフリカの多くの地域では、マラリア感染のリスクがあります。
蚊に刺される=感染リスクがある、という前提で行動すべきです。
私は医師に相談して、マラリア予防薬を日本で処方してもらいました。
マラロンという一粒約500円の錠剤で、毎日内服していました。
副作用が心配でしたが、私は全くなかったです。
現地では薬の品質が保証されない場合や薬の強さによっては副作用が大きくでてしまう場合があり、日本での準備が安心です。
多少費用はかかりますが、「命を守る薬」だと思って準備を。
何より、前述の通り完全に虫に刺されないことは不可能であり、予防薬を内服しているのと、していないのでは心持が全く違いますので、旅行を心から楽しむためにも準備しておくことをオススメします。

ちなみにマラロンを服用していても、お酒は飲めるよ!旅行中だし飲みたいよね。ただし適量で、とお医者さんから言われた。
🛏️蚊帳(モスキートネット)は「設置済みの宿」を選ぶのが楽
「蚊帳を持参すべき?」とよく聞かれますが、
私のおすすめは最初から蚊帳が設置されている宿に泊まること。

自分で持っていくタイプもありますが、
設置が面倒&サイズが合わないことも多いです。
私も一度日本人旅行者にテント型の組み立てる蚊帳をかりましたが、結局サイズが合わず使いませんでした。ドミトリー同室の旅行者で、ネットを持ってきている人も時々見かけましたが、ベッドへの設置が大変そうでした。
ホテル予約サイトで「mosquito net」「蚊帳付き」と書かれている宿を選ぶと安心です。
🧴虫よけはディート30%以上の強力タイプを
市販の弱い虫よけやハーブ系のものでは、アフリカではまったく効果がありません。
ディート30%以上配合の虫よけ、もしくはイカリジン15%以上のものを使いましょう。日本でも入手できます。
私はこちらを購入して、小さなボトルに詰め替えて持っていきました。
(バックパック一つで周遊したので、液体の持参方法も工夫が必要でした。)
医薬品 サラテクトミスト リッチリッチ30 200mL
これ本当に効果が強くて、蚊に直接噴射すると死んじゃうくらいでした…
✔ 効果が長持ちする
✔ 服の上からでもある程度防げる
ただし汗をかくと落ちるので、こまめな塗り直しが必須です。
また、肌が露出しているところは塗り残しのないように!そこだけ刺されたりしました。
「ちょっと外に出るだけだから」と油断したときに刺されます。
🚫日本から持っていった“置くだけタイプ”は無意味だった
私は「金鳥 シンカトリ 次世代型」を持っていきましたが、
アフリカではまったく効果なしでした。
電源式のものも、電圧やコンセント形状が違うので、注意してください。
私はケニアで滞在したホテルで、電源式のものがすでに設置されていましたが、その部屋では1日中ユスリカが飛び回っており、効果があるか不明でした。
持っていくなら、評価の高いスプレータイプをおすすめします。
✈殺虫剤スプレーは飛行機に持ち込めない
うっかり忘れがちですが、「殺」虫剤スプレーは機内持ち込み禁止です。
預け荷物でも制限されることがあるので注意。
使いたい場合は、現地スーパーで購入が無難です。

👕服装での対策:100%ではないが有効
服装でもある程度の防御は可能です。
おすすめは👇
- 長袖・長ズボン
- 明るい色(黒は蚊を引き寄せやすい。ただしサファリ参加の際は動物を刺激しない色の服が推奨されているので、その兼ね合いに気を付ける)
- 靴下着用
それでも完全には防げませんが、「刺される数」は確実に減ります。
入念に準備したい人は、防虫加工(パーメスリン処理)された服を着用するのも効果的です。
「ペルメトリンPermethrin」という服や布につける防虫剤もありますが、こちらは国内未承認なので、アフリカ現地で購入→服へつけて乾かし処理するという方法もあります。
✅ユスリカは刺さないので安心
万博でも注目された、夜のライト周りによく集まる「ユスリカ」ですが、
これは見た目が似ていても人を刺さないので安心です。
パニックにならず、落ち着いて行動すれば問題ありません。
🧭まとめ|刺されても慌てず、できる限りの対策を
アフリカでは、虫に刺されることを完全に避けるのは不可能。
でも「刺されにくい環境をつくる」ことで、リスクを大きく減らせます。
私のおすすめ装備リスト👇
- ディート30%以上の虫よけ
- 長袖・長ズボン
- マラリア予防薬
- 蚊帳付きの宿
しっかり準備しておけば、快適で安全な旅ができます。
せっかくのアフリカ、虫に悩まされず思いっきり楽しみましょう!
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