今回は、カトマンズで人気の「マウンテンフライト」に参加してきました。私が乗ったのは 2024年1月4日・朝8時発 の便で、国内線ターミナルから出発して、ヒマラヤ山脈をぐるりと眺められる約90分の遊覧飛行です。
申し込みと料金
私は現地の旅行会社「Pariwar HOLIDAYS」で予約しました。ここはホテルも運営している会社で、現地で知り合ったおじさんに紹介してもらったのがきっかけです。押しの強さもなく、こちらが興味を示したところからスタートしたので、不安なくお願いできました。
※ただこちらの会社でトラブルがあった話も聞きました…カード払い分の返金が4か月かかったとのことです。私たちは当時現金で支払っており、何も問題なくフライトを楽しめました。
乗ることになったのは イエティ航空。自分で選んだのではなく、空席を探してもらった結果ここになった、という流れです。料金は 1人3万円。自分でも航空会社のサイトを調べましたが、このくらいが相場だと感じました。
本当は公式サイトから直接買おうとしたのですが、カードが通らずあえなく断念。ちなみに遊覧飛行を運航しているのは、イエティ航空の他にブッタ・エアなどもあります。
(現地)旅行会社を使うメリット・デメリット
メリット
・空港↔宿の送迎をオプションでつけることができる
・悪天候で欠航した時の返金や振替がスムーズ
※ネパールの航空便は、遅延が欠航が非常に多いです。詳細は記事最下部の「事前に知っておきたいポイント「まとめ」にて！
・不明点をサポートしてもらったり、空席を探してもらえる安心感がある
デメリット
・航空会社公式サイトより高くなることが多い
・慣れない海外での旅行会社利用だとトラブルが起きる可能性もある
料金だけで考えると 航空会社サイトから直接買うのが最安。航空会社はいくつもあるので、時間や値段で比べられます。
当日の流れ
ホテルは 6時40分ごろ出発。旅行会社の送迎は丁寧に断り、自分で配車アプリを使って国内線ターミナルへ向かいました。早朝でも問題なく車が来て安心しました。
チェックインでは 国内線でもパスポートの提示が必要 なので、ここだけは必ず覚えておきたいポイントです。「Mountain」と記載のあるカウンターが遊覧飛行専用のチェックインカウンターです。
手続きが終わると、ヒマラヤ山脈の紹介カードを受け取ります。
フライトの様子
朝は少し曇っていたものの、無事にフライトは実施されました。
イエティ航空は2023年に事故を起こしたニュースがあり、正直少し緊張しました…ネパールは地形・気候等の関係で航空事故が多いので、遊覧飛行を避ける人もいるようです。今回私たちは覚悟を決めていたので笑、そのまま挑戦することにしました！
座席は ほとんどの便で全員が窓側に座る形式。通路側になることは基本ないようですが、航空会社によって違いがあるかもしれないので、念のため確認した方が安心です。
また、飛行中は大きく旋回してくれるため、右側・左側どちらの座席でも同じように景色を楽しめます。
ヒマラヤ山脈はどれも高くて、見ているだけではどの山がどれなのか認識するのが結構難しいです。ですが、なんと！客室乗務員さんが一人ずつ丁寧に指をさしながら説明してくれるので、そこまで心配はいりません。
エベレストを見た瞬間
いよいよエベレストが見えてきました。
「これが世界のてっぺんか…」と思うと、言葉で説明できない壮大な気持ちになります。広がる景色を眺めながら、地球の大きさをそのまま感じられるような時間でした。
フライトの最後には 搭乗記念のカード ももらえます。A4サイズでちょっと大きめですが、思い出としてはうれしいアイテムです。
全体で約90分の遊覧飛行は、本当にあっという間。終わってもまだ昼前なので、1日の時間をしっかり使えるのもありがたいところです。
――――――――――――――――
事前に知っておきたいポイントまとめ
・旅行会社は安心だけど、料金は手数料の分割高になりやすい
・最安は航空会社のオンライン購入
・航空会社は複数あるので比較できる
・向かうのは「国内線ターミナル」
・雨季である6月～９月は避けたほうが無難！雲が多く発生し、欠航になる可能性が高い
・そもそも遅延や欠航は多いので、念のため振替便でも搭乗できるようなスケジュールにしておくと安心
・国内線でもパスポートが必要
・座席は窓側が基本（航空会社によって異なる可能性あり）
・飛行機は旋回してくれるので、右側・左側どちらの席でもヒマラヤは見られる
・高度をあげて安定飛行になってからは、イエティ航空に関しては座席を自由に移れました
――――――――――――――――
せっかくのネパール旅行。遊覧飛行なら、トレッキングや登山をしなくとも、優雅に上空からヒマラヤ山脈を拝めます！！ちょっと値段はしますが、一生の思い出に本当におすすめです。
ネパール旅行に行くときに持っていきたいものは以下のリストより確認してください！
コメント