今回は、ナミビア・ザンビア・ジンバブエ・ボツワナ・ケニア・マダガスカル・タンザニアの7カ国を、合計32泊でめぐった旅の総額109万円の内訳を、実際にかかった金額のまま整理しました。
航空券、ツアー代、予防接種、宿泊費、食費など、主要な項目を金額が大きい順に並べているので、全体のバランスもつかみやすいはずです。
「アフリカ周遊って実際いくら必要なの？」という疑問に、そのまま答えられるような内容になっています。これから旅を考える方の参考になればうれしいです。
※大項目の金額は百円単位を切り捨てています。
1. 航空券：50万5千円
周遊費用の中で最も大きい割合。
マダガスカルをかませると、一気に跳ね上がります笑
内訳
- 日本国内線：21,844円
- 日本 ⇔ アフリカ往復（エチオピア航空）：227,750円
- ザンビア → ケニア、ケニア → マダガスカル（ケニア航空）：116,432円
- マダガスカル国内線：63,115円
- マダガスカル → タンザニア（エチオピア航空）：76,300円
マダガスカルで有名なバオバブの木をみにいこうと思うと、国内線を使うか、悪名高い乗り合いバスに乗るか、個人手配の車に乗るか、の選択肢しかありません…陸路移動だと15時間ほどかかってしまうので、今回は飛行機を使いました。高すぎ！！！涙
2. ツアー代金：20万7千円
サファリや砂漠はツアー参加が安心、安全です！
内訳
- ナミビア（2泊3日、ナミブ砂漠ツアー込み）：120,000円
- ボツワナ日帰りサファリ：23,695円
- ケニア アンボセリ国立公園サファリ2泊3日：52,000円
- タンザニア ダルエスサラーム1日プライベート街ガイド：11,390円
3. 食費・入場料・お土産・タクシー：14万円
各地の移動費やヴィクトリアフォールズ入場料などを含みます。
夜に空港到着の際は、安心のためにタクシーアプリではなく宿に事前手配を頼んだりしました。そこで若干金額が上がっています。
また、これは意外だったのですが、アフリカ各国での食費は、ドローカル以外のお店は本当に高いです！観光客向けだとドリンクと食事で3,000円ほど平気でいってしまいます。
4. ワクチン接種、予防薬：8万3千円
アフリカ周遊に必要なワクチン接種もまとまった金額になります。マストは黄熱病のみですが、他にも打っていきたいワクチンはいくつかあります。
私は今回を機に、おたふくかぜ 麻しん 風しん 水痘の検査とその結果で免疫が不足していたもののワクチンも接種しているので、少し高めです。
内訳
- 黄熱病：23,300円
- A型肝炎：12,300円
- マラリア予防薬：17,000円
- 腸チフス：10,000円
- MMRV検査：5,200円
- 狂犬病：11,000円
- DPT：4,500円
世界一周をする人は、このワクチン接種をタイで安く済ませる人もいるよ。
5. 宿泊費：7万5千円（26泊）
こちらは宿泊を伴うツアー参加した日にちは含まれていません。また、26泊というのは宿泊施設を使った日数で、旅程をトータルすると32泊で、機内泊やバス泊を数日挟んでいます。
宿泊施設のタイプとしては、ホテルとドミトリーを半分ずつ使っています。
宿は宿泊地域の治安などでランクを決めました！
ちなみにドミトリーに宿泊したことがない方は、事前にこちらの記事もチェック！
6. ビザ費用：3万3千円
ザンビアとボツワナ以外はすべてビザの取得が必要でした。
内訳
- ナミビア：14,000円
- ジンバブエ：4,655円
- ケニアeTA：5,200円
- マダガスカル：1,535円
- タンザニア：7,780円
7. 海外保険：3万円
1か月滞在の標準的～少し高めの保険料かと思います。
アフリカという未知の地なので、安心料ということでここは節約しませんでした。
8. 衣類・雑貨の買い足し：2万円
防水加工のジャケットやブラトップを買い足したり、100均で液体の詰め替え用ボトルやアルコールなどを購入しました。
アフリカ1か月周遊の費用構造
- 航空券が全体の約45％
- サファリなどのツアー費が約20％
- 食費・入場料が約13％
- 準備費（予防接種など）が約8％
宿泊は工夫で抑えられるが、移動費とツアー費はどうしても高くなってしまうかと思います。
アフリカは航空便の選択肢があまりないので、周遊する場合は行程の組み方をじっくり調査・検討することをおすすめします。長距離バスが意外に快適だったので、旅行の時間に余裕がある方は、是非、航空便だけではなくこちらの利用も考えてみては！？
アフリカ旅行に行く際の持ち物リストはこちらからどうぞ！↓
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